ロケ地を決める前にロケーション・ハンティング（ロケハン）を行います。
脚本を読み、監督のイメージを想像しながら撮影場所候補地を探していきます。
ですから自分の目が監督、カメラマン、俳優、観客の目になった気持ちになるのです。そうして、ここは！と思った場所で写真を撮ります。色々な方向からパシャパシャと。さらには撮影隊の車をどこに停めるか、支度部屋は、控え室はどうするか、などなど考えます。こうしていくつか候補が絞られていくとメインスタッフでメインロケハンが始まります。
決定したロケ地が撮影数日前にしてオーナーの方からNGが出てしまったことがありました。さすがにその時は冷や汗をかき、目の前が真っ白になり、車をやみくもに走らせ別の場所を探した怖い思い出もあります。
いずれにしましても当たり前のことですが撮影の準備はとても大切なのです。（P）